システム使用率の機能

オンデマンド スキャナは、スキャン プロセスと脅威の優先順位について Windows の[優先度の設定]設定を使用できます。これにより、オペレーティング システムで、オンデマンド スキャナがスキャン プロセス中の任意の時点で受け取る CPU 時間の長さを設定できます。[オンデマンド スキャンのプロパティ]の[システム使用率]設定は、Windows の[優先度の設定]設定と対応しています。

スキャンのシステム使用率を「低」に設定すると、他の実行中アプリケーションのパフォーマンスが向上します。「低」設定は、エンド ユーザが作業中のシステムに対して便利です。その一方で、システム使用率を「標準」に設定すると、スキャン速度が向上します。「標準」設定は、サイズの大きいボリュームを備えた、エンド ユーザの作業量が非常に少ないシステムに対して便利です。

次の表では、 VirusScan Enterprise ePolicy Orchestrator のデフォルト プロセス設定を示しています。


VirusScan Enterprise のプロセス設定 Windows の[優先度の設定]設定
標準以下 ePolicy Orchestrator のデフォルト 標準以下
標準 VirusScan Enterprise 8.8 のデフォルト 標準

システム使用率の機能