DAT ファイルとその機能

スキャン エンジンがファイルをスキャンして脅威を検索するときは、スキャン対象ファイルを検出定義(DAT)ファイルに格納された既知の脅威情報と対比します。既知の脅威情報はシグネチャと呼ばれ、McAfee ラボが発見して DAT ファイルに追加した情報です。

DAT ファイルには、シグネチャに加えて、検出されたウイルスによってもたらされたダメージを駆除して解消するための方法も含まれています。このため、VirusScan Enterprise によって使用される最新バージョンの DAT ファイルをダウンロードすることが重要です。
警告:
特定のウイルスのシグネチャがインストール済みのどの DAT ファイルにも含まれていない場合は、そのウイルスはスキャン エンジンによって検出されません。最新の DAT ファイルをフルに活用するには、スキャン エンジンも最新バージョンである必要があります。

VirusScan Enterprise は、DAT ファイルに加えて Artemis と呼ばれるヒューリスティックも使用して、不審なファイルを検索します。詳細については、「Artemis の動作」を参照してください。

各種の DAT ファイルは次のパスに格納されています。

\Program Files\Common Files\McAfee\Engine

DAT ファイルとその機能