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インストールされた VirusScan Enterprise ソフトウェアは、この製品に付属している DAT ファイルを使用して、ユーザの環境の全般的なセキュリティを確保します。McAfee では、最新の DAT ファイルを入手し、各自の要件を満たすように設定をカスタマイズしてから、クライアント システムにこの製品を配備することをお勧めします。

製品のインストールが完了したら、直ちに次の作業を行ってください。

  1. ユーザ インターフェース セキュリティの設定。表示とパスワードのオプションを設定して、特定のコンポーネントまたは VirusScan Enterprise ユーザ インターフェース全体にユーザがアクセスできないようにします。詳細については、「ユーザ インターフェースへのアクセスの制御」を参照してください。
  2. DAT ファイルの更新。[今すぐアップデート]タスクを実行して、最新の DAT ファイルが確実に使用されるようにします。詳細については、「検出定義のアップデート」を参照してください。
  3. 侵入の防止。以下の機能を設定して、潜在的な脅威がシステムにアクセスすることを防ぎます。
    • アクセス保護。コンピュータに望ましくない変更が加えられないようアクセス保護ルールを設定し、McAfee プロセスを終了させないためのオプションを有効にします。詳細については、「システムのアクセス ポイントの保護」を参照してください。
    • バッファ オーバーフロー保護。バッファ オーバフロー検出を有効にし、除外対象を指定します。詳細については、「バッファ オーバーフロー攻撃のブロック」を参照してください。
    • 不審なプログラム ポリシー。不審なプログラムを検出するためにオンアクセス スキャナ、オンデマンド スキャナ、および電子メール スキャナで使用するポリシーを設定します。事前に定義されているリストから、検出する不審なプログラムのカテゴリを選択してから、検出または除外する追加のプログラムを指定します。詳細については、「不審なプログラムの制限」を参照してください。
  4. 侵入の検知。システムに対する潜在的な脅威を検出し、検出時にユーザに通知してアクションを実行するように以下の機能を設定します。
    • AutoUpdate。最新の DAT ファイル、スキャン エンジン、および製品アップグレードを取得するためのアップデート タスクを設定します。詳細については、「検出定義のアップデート」を参照してください。
    • オンアクセス スキャナ。ユーザの環境内で潜在的な脅威へのアクセスが発生したときにその脅威を検出し、その脅威に対してアクションを実行するようにスキャナを設定します。不審なプログラムのスキャンを有効にして、Cookies フォルダ内で Cookie を検出するためにスキャンします。詳細については、「アイテムのオンアクセス スキャン」を参照してください。
    • オンデマンド スキャン。環境内で潜在的な脅威を検出し、アクションを実行するようにスキャン タスクを設定します。不審なプログラムのスキャンを有効にして、これまでに駆除されなかった怪しいスパイウェア関連のレジストリ エントリと Cookies フォルダ内の Cookie を検出するためにスキャンします。詳細については、「アイテムのオンデマンド スキャン」を参照してください。
    • 電子メール スキャナ。Microsoft Outlook および Lotus Notes 電子メール クライアントの配信時スキャン/オンデマンド スキャンを設定します。不審なプログラムのスキャンを有効にします。詳細については、「配信時とオンデマンドの電子メール スキャン」を参照してください。
  5. アラート送信と脅威の隔離。脅威が検出されたときのユーザへの通知と、検疫アイテムの管理について設定します。
    • アラートおよび通知。検出の通知およびアラートをいつどのような方法で受信するかを設定します。詳細については、「アラートおよび通知の設定」を参照してください。
    • Quarantine Manager のポリシー。隔離フォルダの場所、および隔離されたアイテムが自動的に削除されるまでの隔離日数を設定します。詳細については、「隔離アイテム」を参照してください。
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